一般団法人省エネルギーセンター 家庭の省エネエキスパート

検定合格者の声

検定合格者の声

マンションの建築構造の観点からみた「家庭の省エネエキスパート検定」

~住宅の省エネ性能向上の気づきの実践で、冷暖房費を大幅削減~
鈴木清治

自己紹介

私は、地元の電力会社で電力供給から提案営業に携わり、最近までは電気保安業務に従事しており、今は年金暮らしです。「エネルギー人生」でやり残したことは、「家庭の省を極める!」で、今は知人・友人のお役に立てれば幸い、という精神でいます。

電気保安業務に従事していた時代、事務所・工場などの省エネについて講演したところ、受講者の気づきが少なかったのですが、「家庭の省エネ小話」を盛り込んだところ、受講者の目が輝き出し、素晴らしい反応を得られた、という経験があります。また、自宅に「省エネナビ」を設置したところ、廊下の室温や外気温、乾燥機や温水器、日射熱で消費するエネルギーの"見える化"が図られ、非常に参考となりました。

検定受検後の感想と省エネ行動

家庭の省エネを進める中で、「住宅の省エネの重要性」に対する認識を新たにし、マンション(共同住宅)でも可能なのかを確かめるべく、早速、以下のような省エネ行動を実行しました。

①日射遮蔽対策

庭木の代わりに、床に敷く断熱シートを窓に吊るしたところ、窓からの日射をほとんど遮り非常に涼しく感じました。また、日差しを遮るアルミシートを窓の外に置いたところ、エアコンの設定温度を1℃~2℃上げることができ、9月~10月分の電気代が減りました。

②断熱・気密性能の向上

既にわが家の一部では、内窓ペアガラスで四重窓を試みていましたが、全窓を内窓ペアガラスにしたところ、玄関・廊下で冬季の気温が、通常より5℃も高い10℃となり、洗面所では12℃になりました!!室内の清浄な空気が室外に漏れ出ていないことも体感できました。

③フローリング対策

床には断熱シートを敷き、頭寒足熱の状態にしました。

④冬季の日射導入対策

風呂のふたを太陽光にあてて反射する光を窓ガラスに当て温度を調べたところ、立春頃にもかかわらず、窓枠が20℃になりました。また、晴天時には内窓を開き、熱を取り入れました。室温を2℃上昇させることで、日中エアコンを停止できました。室内が明るくなり、照明を点灯させずに済む、という副次効果もありました。このようにして、2月~4月の晴天時はエアコンを使わずに済みました。

取組結果

①~④の取り組みの結果、2012の使用電力量は、前年度から28%減、電気料金は4万円程度を削減できました。②の内窓の四重化で20万円ほどの経費がかかっておりますが、5年程度で投資回収できそうです。

マンション(共同住宅)という、一見すると高気密、高断熱と思われがちな建築構造で、なおかつ寒冷地帯でもない東海地区で住宅の省エネ性能が、これほど改善しようとは、受検勉強する前には想像もつきませんでした。まさに、「目からウロコ」の連続でした。

最後に

この経験を基に、同じ建築構造の他のマンション住人にも情報を提供したところ、追随される方が増え、面的な活動になりつつあります。 最後に、住宅の省エネ活動推進にあたって私の背中を押してくれた妻に感謝しつつ、私の合格体験記を終わります。

事務局からのインフォメーション

【開催決定】家庭の省エネエキスパート技術交流会 in 八王子

「家庭の省エネエキスパート技術交流会 in 八王子」開催のお知らせ 家庭の省エネエキスパート認定者各位  あけましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました。 本年もよろしくお願いいたしま

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