実力判断ミニテスト
模擬テスト課目Ⅲ

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問1 検定問題課目Ⅲ

公開日

13年02月12日

住宅の躯体・開口部による省エネルギーに関する以下の文のうち、正しいものをひとつ選んで記号で答えなさい。: ア．屋根や壁、窓等を通じて室内と室外の熱が移動するが、その熱の移動をなるべく減らすことにより、少ないエネルギーで効率よく暖冷房を行うことができる。; イ．住宅の隙間を通じた空気の移動による熱の移動を少なくする対策が、断熱性能の向上である。; ウ．住宅には、室内の汚れた空気を排出し、新鮮な空気と取り入れることも必要であるため、なるべく住宅の隙間を大きくして、内外の空気の移動を確保することが重要である。; エ．夏冬ともに、日射を遮蔽することにより、冷暖房に必要なエネルギーを削減することができる。

問2 検定問題課目Ⅲ

公開日

13年02月12日

住宅躯体・開口部による省エネルギーに関する以下の文のうち、誤っているものを選んで記号で答えなさい。: ア．今までの日本の住宅は、一般的に断熱性能が十分ではないため、冬は床・壁・天井からの熱ロスが多く、一方夏は、屋根や天井から熱が侵入することで暑いという状態が多かった。; イ．快適な住まいを作るポイントは、冬は「断熱」により室内から熱を逃がさないこと、また室内の壁・床・天井などの表面温度を下げないことである。; ウ．冬は熱を逃がさず、夏は熱気を入れないためには、漏気のないよう隙間をなくして「気密性能」を高めることが重要で、室内外の空気の出入り(換気)は熱のロスにつながるので、遮断しなければならない。; エ．夏のポイントは、できるだけ昼間の日射を室内に入れないよう「日射を遮蔽」し、室内の温度を上げないことと、室内に風の通り道を確保して「通風」を行うこと、それにより、室内の熱を屋外へ「排熱」することである。

問3 検定問題課目Ⅲ

公開日

13年02月12日

断熱に関する以下の文のうち、誤っているものをひとつ選んで記号で答えなさい。: ア．十分な断熱性能を有する住宅では、室内の天井付近と床付近の温度差が小さいのに対し、断熱が不十分な住宅だと、大きな温度差が発生し、暖房の効果を体感できないため、大きな暖房エネルギーを消費しがちである。; イ．断熱が不十分な住宅では、暖房をしているリビングと全く暖房していない廊下やトイレとの間に大きな温度差が発生しやすく、ヒートショックの原因となることがある。; ウ．住宅内の温度差により発生するヒートショックは、重大な障害や生命に関わる大きな害を及ぼすことはないが、度重なると健康に悪影響を及ぼす懸念もあるので、居室とトイレや浴室の温度差を解消することが望ましい。; エ．北側の非暖房室内で、暖房室からの暖かい空気が冷やされて、結露が発生することがある。マンションの北側室内の結露は、この現象によるケースが多い。

問4 検定問題課目Ⅲ

公開日

13年02月12日

省エネルギー基準に関する以下の文のうち、正しいものをひとつ選んで記号で答えなさい。: ア．最新の平成11年基準に適合した住宅の省エネ性能は、世界トップレベルの水準で、基準適合住宅が普及すれば、我が国の住宅の省エネ性能は、欧米諸国を凌駕することになる。; イ．省エネルギー法は、住宅の建築主に対し、平成11年基準に基づいた省エネ措置を義務付けており、同基準に適合しない住宅を建築・販売することは禁じられている。; ウ．平成11年基準に満たない住宅に居住する者は、居住を開始してから10年以内で、適合させるための措置を講じることが義務づけられている。; エ．住宅の省エネルギー基準は、「建築基準法」と異なり強制力がないため、適合住宅を普及させていくことが課題となっている。

問5 検定問題課目Ⅲ

公開日

13年02月12日

住宅の省エネ対策に関する以下の文のうち、誤っているものをひとつ選んで記号で答えなさい。: ア．冬に室内から逃げ出す熱の約５割は窓からであり、夏に室内に入る熱の約７割は窓からであるように、建物の熱の出入については、窓が最大の弱点である。; イ．窓の断熱性能は、ガラスを複層ガラスとすることで大きく向上するが、サッシの材質による断熱性能への影響はほとんどないので、熱を伝えにくい材質のサッシを選択しても意味がない。; ウ．夏の暑さ対策として、天井以外に屋根材の下にも断熱材を張り、換気口の設置等により小屋裏の換気をよくする方法も効果的である。; エ．断熱材の施工において、隙間があると、熱が室内から室外へ逃げたり、その逆に、室外からの熱が室内に侵入したりすることになるため、気密材を隙間なく施工して気密層を形成することが必要である。

問6 検定問題課目Ⅲ

公開日

13年02月12日

戸建住宅の省エネリフォームに関する以下の文のうち、正しいものをひとつ選んで記号で答えなさい。: ア．夏、最上階の部屋が暑い場合は、屋根・天井の断熱性能を向上させることが効果的であるが、屋根の断熱改修は、瓦などの屋根材をいったん取り外して上から施工する以外の方法がないので、耐震改修などと併せて実施することが効果的である。; イ．地面の温度は年間を通じて安定しているため、床からの熱の流出入はごくわずかである。そのため床下の断熱にはほとんど効果はないので、通常の戸建住宅の場合は、考慮する必要なない。; ウ．窓の断熱性能を向上させるためには、ガラスを単板ガラスから複層ガラス等の熱を伝えにくいものにすることや、サッシをアルミ製から樹脂製や木製などにすることが効果的である。; エ．壁の断熱改修としては、外装材と内装材の隙間に断熱材を吹き込み工法が最も広く用いられている。仕上材をはがす必要がないので、短期間に低コストで施工できる。

問7 検定問題課目Ⅲ

公開日

13年02月12日

住宅性能表示を利用するメリットについて、誤っているものをひとつ選び記号で答えなさい。: ア．消費者が、種々の工法・仕様の住宅の性能を比較でき、プロに自分の希望が伝えやすくなること。; イ．消費者は、住宅の性能が客観的に表示されるのでわかりやすくなり、その評価が公的機関により実施されるので安心できること。; ウ．消費者は評価書に表示された住宅の性能を新築の際の契約条件とすることにより、表示された性能が実現しやすくなること。; エ．制度利用住宅は、国や自治体による補助金をうけることができること。

問8 検定問題課目Ⅲ

公開日

13年02月12日

住宅性能表示制度に関する以下の文のうち、正しいものをひとつ選んで記号で答えなさい。: ア．住宅省エネラベルでは、住宅トップランナー基準を達成したものは「緑色」、未達成のものは「橙色」のラベルが表示される。; イ．住宅省エネラベルは、住宅躯体に設備機器や創エネ効果を加えた「総合省エネ基準」と、従来の住宅躯体の「断熱性能基準」のどちらかが「適」であれば、ラベルを表示することができる。; ウ．住宅省エネラベルの対象となる住宅は、一戸建て、共同住宅の別なく、分譲住宅であれば表示することができる。; エ．窓の断熱性能の表示は、従来は窓を構成するガラスやサッシがそれぞれ表示できたが、2011年4月１日より窓の表示に一本化された。

問9 検定問題課目Ⅲ

公開日

13年02月12日

住宅用の太陽光発電の仕組みに関する以下の文のうち、正しいものをひとつ選んで記号で答えなさい。: ア．住宅用の太陽光発電システムが発電する電気は直流であるので、家庭内の直流を利用する機器に接続して電気を使用することが一般的である。; イ．一般の系統連系方式の太陽光発電システムでは、電力会社の配電線とつなげるのは、太陽光発電による電気の電圧や周波数を電力会社の電気を合わせるためで、発電電力が消費電力を上回った場合でも、電力会社へ逆に送電して電気を買い取らせることはできない。; ウ．住宅用の太陽光発電システムは、太陽の光エネルギーを受けて太陽電池が発電した直流電力を、パワーコンディショナーにより電力会社と同じ交流電力に変換し、家庭内のさまざまな家電製品で使用している。; エ．一般の家庭用太陽光発電システムでは、発電電力が消費電力を上回り、電力会社に送電して電気を買い取らせることの多い昼間と、発電した電力では足りない夜間とで、電気の流れる方向を切り替える必要がある。取扱を容易にするため、電気のやりとりを自動的に切り替えるシステムの開発が進んでおり、早期の市場投入が期待されている。

問10 検定問題課目Ⅲ

公開日

13年02月12日

地中熱ヒートポンプに関する以下の文のうち、誤っているものものをひとつ選んで記号で答えなさい。: ア．空気熱源ヒートポンプ（エアコン）が利用できない外気温－15 ℃ 以下の環境でも利用可能である。; イ．最も一般的な密閉循環（closed-loop）システムでは、地中にパイプをループ状に挿入し、その中で不凍液等を循環させる。冬は地中熱にて高温になった不凍液を、夏は地中にて冷却された不凍液をそのまま床暖房配管などに循環させて利用する。; ウ．放熱用室外機がなく、稼働時の騒音が小さくなる。; エ．冷房時に熱を屋外の空気中に放出しないため、ヒートアイランド現象の原因とならない。

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